今回の記事では、「記事タイトルの重要性」と「タイトルを考える際に意識すべきポイント」について解説します。
この記事は以下の方々におすすめです!
・タイトルの付け方が分からない方
・なんとなくタイトルを決めている方
・タイトルの付け方のコツを知りたい方
記事のタイトルはブログの顔です!タイトルの良し悪しで、ブログのアクセス数に大きな影響があります。
重要なブログ記事のタイトル
ブログ記事のタイトルが重要なのは、ブログのアクセス数に大きく関係してくるからです。
Web上には情報がたくさんあります。「あなたが知りたい情報はここにあります!」とタイトルで読者にアピールする必要があります。
検索中のユーザーは、タイトルを見てその記事を読むかどうかを判断します。どんなに優れた内容の記事でも、タイトルの品質が低ければ読まれることはありません。
『質の高いタイトル』とは、具体的には以下の2つを満たしているタイトルのことです
タイトル選び~2つの重要なこと
*タイトルを見れば、記事の内容が分かること
*ユーザーの興味を強くひくこと
これらの2つの要素を基に、ライバルのタイトルと差をつけることで、あなたのブログにアクセスしてもらえる可能性を高めることができます。
ここからは、記事タイトルを決める際に意識すべき4つのコツを紹介します。
以下のポイントを押さえることで、ブログのアクセス数が上がります!
*記事の内容に関連するタイトルを作る
*記事タイトルのテンプレートを使う
*全角30文字前後にする
*検索されたいキーワードを盛り込む
1.記事の内容と関連したタイトルに
ブログのタイトルは、記事の内容に合ったタイトルを付けましょう!
記事の内容とタイトルが一致していないと、読者は「思っていた内容と全然違う」とすぐに他のサイトに移ってしまいます。
タイトルと内容が合致していない例をあげてみました。
記事と内容が関係しないタイトル
【ワンオペママ必見!】時短家事のコツ10選~料理、育児、家事
*記事の内容:育児の愚痴や日記のようなブログで、時短家事がメインになっていない。タイトルに「10選」とあるが、バラバラな内容で分かりづらい。
<小学生以下の子連れOK>厳選!家族でゆったり過ごせるリゾートホテル
*記事の内容:「厳選」というわりにはホテルが羅列してあるだけ。誰もが知っているような内容で特に紹介する意味がない。
タイトルをみると読者が「知りたい!」「読みたい!」と思わせておいて、内容が伴わないと閲覧する方は「なんだ、期待外れ」と思って離脱しますね。
タイトルは読者を引きつけるのにもったいないことです。
内容とタイトルは必ず合わせたものにしましょう!
読者がタイトルを見ただけで記事の内容が想像できて、読んだ時に「そうなんだ!納得!」と思ってもらえるような記事にしましょう!
2.タイトルの型(記事テンプレ)を使ってみよう
「キャッチーなタイトル」を付けて、他の記事と差別化し、読者に記事のメリットを即座に理解してもらいましょう。
記事タイトルを自分で考えるのではなく、テンプレートを使用して作成することをおすすめします。
記事タイトルには以下のようなテンプレートが使えます。
タイトルの例
*「〇選」「20〇〇年版」などの「数字」を使用
*「なぜ~なのか?」「~の理由」も表現を使用
*「使い方」「方法」などの解決策を入れる
*「初心者向け」「ブロガー必見」など、ターゲットを入れる
*「網羅」「まとめ」「徹底解説」などの言葉を使う
これらのテンプレートを使用して、タイトルを作成すると・・・
テンプレートを使用したタイトル
子育て世帯必見~1000円以内の便利収納ワザ5選「片付かない」を解決!
【2023年度版】初心者が必ずブログで稼げる方法~徹底解説!
ブログタイトルを見ただけで内容が想像でき、「この記事読みたいな」と思わせるように作りましょう。
3.全角30文字前後のタイトルに
タイトルの文字数は「全角30文字前後」を目安にしましょう。
GoogleやYahoo!で検索した際に表示される文字数は以下の通りです。
検索時に表示される文字数
*スマートフォン・・・43文字
*SNS・・・40文字、パソコンでは33文字まで
テキストがこの制限を超えた場合は、「…」と表示されます。重要なポイントやキーワードは、どの端末でも表示される32文字目までに入れるようにしましょう。
また、「20文字前後」だと要素が少なくて魅力が伝わりきらないかもしれません。他に入れられる言葉がないか検討してみましょう。
良い例
*【共働き世帯必見】学童を選ぶ時3つのコツ~習い事、長期休みを考慮(32文字)
*【必読】ワードプレスをやる時の初心者向けレンタルサーバーはここ!(32文字)
悪い例
*学童を選ぶ際の注意点~夏休みは預けたいけど平日はどうするか?習い事の日は利用しない(44文字)
*レンタルサーバー選びの際、初心者ならここを選びたい!ワードプレスブログ開設が簡単にできて便利(46文字)
4.検索されたいキーワードをタイトルに
タイトルには必ず検索されたいキーワードを入れましょう。キーワードを含めることで、Googleは「〇〇について説明している記事なんだな」と判断しやすくなります。
その結果、狙ったキーワードで上位表示する可能性が高まるでしょう。
また、読者にとってもキーワードの含まれたタイトルは内容のイメージがわきやすいです。ただし、キーワードを入れすぎると逆効果です。注意しましょう。
良いタイトル例
*子連れOKの都内で遊べる施設!雨の日でも楽しく過ごせる
*都内おすすめカフェ10選~ママ友とのランチやお茶にぴったり
悪いタイトル例
*雨の日でも楽しく過ごせる子連れOKの遊べる都内施設
*ママ友とランチやお茶ができる都内カフェのおすすめ10選
悪いタイトル例は、まったく悪いという訳ではないのですが、キーワードが左側に来ていないため、ぼんやりしていて、検索上位に上がりづらいでしょう。
ブログで稼ぎたい時は、タイトルに入れるキーワードは必ず左側に入れると覚えましょう!
記事タイトルの決め方とは?
ここで、ブログ記事タイトルを決める時の4つの方法をあげてみます。
記事タイトルの4つの作成法
①検索キーワードを決める
②伝えたい内容をメモする
③ターゲットをハッキリさせる
④記事タイトルを考える
1.検索キーワードを決めよう
記事タイトルを決める際にはまず、「検索キーワード」を決めることが重要です。
なぜなら、ブログを訪れるほとんどのユーザーがGoogleやYahoo!から検索してくるからです。
間違ったキーワードを選ぶと、検索結果に表示されずに読者に見逃されてしまうこともありますよ。
この記事では「ブログ タイトル」をキーワードにしています!ただし、キーワードを選んだからといって、必ずアクセス数が増えるわけではありません。
対策したキーワードで検索上位に表示されて初めてアクセスが集まります。
このように検索上位に上げるための対策を「SEO」と呼びます。
先ほど解説した「まずキーワードを選定する」方法は、検索エンジンからアクセスを集めるための基本的な手段です。
TwitterなどのSNSからアクセスを集める場合は、キーワードの選定は必要ありません。SNSでは、ほとんどのユーザーが検索してアクセスすることはありませんから。
「こんなに簡単!アクセス倍増のブログの作り方」など、読者の目を引くためだけのタイトルでもいいでしょう。
2.伝えたい内容をメモしよう
検索キーワードを決めたら、そのキーワードに基づいて「ユーザーは何を知りたくて記事にアクセスするのか?」「どんな情報が欲しいのか?」を考えてみましょう。
ユーザーが知りたいことをハッキリさせることで、タイトルに含めるべきワードが決まりますね。
たとえば、以下のような検索キーワードを選んだ場合、伝えたい内容として次のようなことが挙げられます。
「0歳児 夜泣き 対策」のキーワード
→赤ちゃんの夜泣きをなくしたい、昼間の過ごし方、夜泣きした時の対処法など
「ブログ 作り方 収益」のキーワード
→初心者のブログの立ち上げ方、ブログで稼ぐやり方、収益をあげる方法など
ブログのタイトルを決める時、ユーザーが何を思って、このキーワードで検索してくるのか?悩みのポイントはどこか?を考えてみましょう!
考える習慣をつけるだけで、読者の立場になってタイトルや記事を作成できるようになります。
3.ターゲットをハッキリさせよう
次に、検索キーワードをもとにターゲットをハッキリとさせましょう。
年齢・性別・趣味など、どんな人に記事を読んでもらいたいのでしょうか?一人の人物に絞り込んだ「ペルソナ」を明確にします。
ターゲット像をハッキリさせることで、読者が何に悩んでいるのかがわかりやすくなります。
「中学生 塾 受験」の検索キーワードだと、ターゲットは高校を受験する中学生になるので、以下のような条件を盛り込んでみます。
「中学生 塾 受験」の場合
*中学生(中1~3年)に対して
*これから高校受験を考えている
*できれば夏期講習や冬期講習も受けたい
*必ず合格できる実績のある塾にしたい
中学生が高校受験をして、高校に入学した後、将来的に大学進学も視野に入れているでしょう。
より良い高校、自分の行きたい高校に入学したいはず。高校によっては「指定校推薦」で大学進学できるケースもあるでしょう。
この「高校受験」を例にみてもわかるように、「受験に合格」するだけじゃなく、将来的なことや高校入学後のことなどがハッキリしてきます。
その後の人生についてなど、うわべだけじゃない人物像が浮かび上がってきますね。
ひとつの「言葉」「キーワード」ですが、とても深いものが含まれていることに気がつくと思います。
4.記事タイトルを作成しよう
「検索キーワード」「伝えたい内容」「ターゲット」が決まったら、タイトルの作成です!
前半で紹介した4つのポイントに注意して、読みやすいタイトルを付けましょう。
4つのポイントのおさらい
1. 記事の内容と関連するタイトルにする
2. 記事タイトルのテンプレートを覚える
3. 全角30文字前後にする
4. 検索されたいキーワードを入れる
これらを考慮して、「習い事 小学生 女の子」という検索ワードでタイトルを作る場合、下記のような例があります。
<タイトル例>
【小学生女子】人気の習い事5つ!楽しく続けられ送迎も楽々
タイトルはいかようにもできるので、慣れないうちは、逆に難しいと思ってしまうかもしれません。
型(テンプレート)を使うと容易にできるのでおすすめです!
記事タイトルを決める時に参考にできる、初心者におすすめの無料ツールをあげてみます。
*ラッコキーワード
*Googleキーワードプランナー
*Google関連キーワード
1.ラッコキーワード
ラッコキーワードは、GoogleやYahoo!などで頻繁に検索されているキーワードを調べられるツールです。
Googleの検索枠にキーワードを入力すると、自動的に関連する言葉が表示され「サジェストワード」のリストを見ることができます。
主要キーワードを入力して検索することで、関連キーワードまで調べることができます。
2.Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、検索キーワードの月間検索数を調べることができる無料ツールです。
月間検索数は、あるキーワードを月にどれくらいの人が検索しているかを示しています。
それに加えて、競合サイトの数も確認することができます。これを活用して、検索数が多くて競争が少ないキーワードを選びましょう。
3.Google関連キーワード
Google関連キーワードとは、Googleの検索結果一覧の最下部に表示される「(キーワード)に関連する検索キーワード」のこと。
ツールではないのですが、キーワード選定の時、とても参考になります!
関連キーワードは『再検索キーワード』とも呼ばれています。(一昔前は「複合キーワード」とも言われてました。)
関連キーワードは、特定のキーワードで検索した人が、再度検索する傾向のあるキーワード。
読者がどんなことを思って検索したか、キーワードによって推測できるので、参考にしてみてください。
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まとめ
今回の記事では、記事タイトルの重要性、タイトルを考える際に意識すべきポイントをあげてみました。
記事タイトルには、「タイトルだけで記事の内容がわかること」と「他のブログとの競争に勝つためのインパクト」の二つの要素が求められます。
記事のタイトルを付ける際の基本条件となるものですので、よく覚えておきましょうね。
ブログの記事タイトルを付けるポイントは、以下のようになります。
1. 記事の内容と一致させる
2. 記事タイトルのテンプレを活用
3. 約30文字程度にする
4. 狙ったキーワードを含める
これらの4つのポイントを意識して、たくさんの人に読まれるタイトルを付けましょう。
最初は難しく感じるかもしれませんが、習慣化してくると魅力的なタイトルを自然に思いつけるようになりますよ。
焦ることなく、少しずつチャレンジしてみましょう!
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